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2025/09/24 13:48

世界的ジュエリーブランド〈Tiffany & Co.〉が、ラッパーのKendrick Lamarとコラボレーションした特別なクラウンを制作しました。依頼したのは、Kendrick自身と彼のクリエイティブカンパニー「pgLang」の共同設立者Dave Free。素材にはチタンとパヴェダイヤモンドが用いられ、ニューヨークの工房で約10カ月をかけて仕上げられました。
デザインのもとになったのは、宗教的象徴である“いばらの冠”。さらにTiffanyの伝説的デザイナー、Jean Schlumberger(ジャン・シュランバージェ)が1947年に手掛けた“いばら”のブローチからも着想を得ています。職人が一粒ずつ手作業で留めた無数のダイヤモンドは、荘厳さと繊細さを同時に感じさせる仕上がりです。
このクラウンは2022年の「Glastonbury Festival」で披露されただけでなく、Kendrickのアルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』のジャケット写真でも登場しました。家族とともに写る彼の姿に、王冠=責任や謙虚さというメッセージが込められ、音楽作品そのもののテーマと深く響き合っています。
Tiffanyの伝統的なクラフツマンシップと、現代アーティストの鮮烈なビジョンが出会ったときに生まれるもの。
それは単なるジュエリーではなく、時代を映す“物語”そのものなのかもしれません。
そして、この感覚はマーヴェリックタウンが大切にしている世界観にも共通します。
時代や持ち主が変わっても、ジュエリーに宿る物語と輝きは色褪せることがありません。
現代のクリエイションと過去の名品は、異なる時代を超えて同じ精神でつながっていということを改めて感じた作品でした。
