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2025/11/06 14:40

馬具工房からはじまった“使うための美”

1837年パリの小さな馬具工房でエルメスの物語は始まった。
創業者ティエリー・エルメスが追い求めたのは、馬と人を美しくつなぐ道具
頑丈で、壊れにくく、そして見た目にも整っていること。
この「使うための美しさ」という哲学が、150年以上の時を経て、今もブランドの核にある。

革を縫う針の角度、金具を磨く音、職人の指先の感覚。
それらが積み重なって、“エルメスらしい美”が形になる。
スカーフやバッグが象徴になっても、根は変わらない。
エルメスの美学は、機能の延長線上にあるデザイン

ジュエリーもその延長にある。
ブランドのロゴで主張するのではなく、フォルムと質感で語る。それが、エルメスのリングが“静かに強い”理由。



3本のリングが語るストーリー


・シェーヌダンクル ツイスト<"つなぐ力"と“ねじり”>

1930年代に誕生した名作「シェーヌ・ダンクル」。
船具の鎖をモチーフにしたデザインは“つなぐ力”を象徴する。
このツイストモデルは、鎖の造形をわずかにねじり、柔らかな動きを加えたもの。
手作業で削り出された銀のラインが、自然光の下でしなやかに揺れる。

整いすぎない曲線が、無骨さと上品さのちょうど真ん中。
つける人のスタイル次第で、表情が変わる一本。


・ヒストリー <手元で語り合う異素材の“対話”>

シルバーとゴールド、2つの金属を使ったデザイン。

Hモチーフはゴールド。リング部分はシルバー。

異素材同士の主張がぶつからず、自然に溶け合う設計。
長い時間を経て、ゴールドの色味が落ち着き、いまは“渋い静けさ”を放つ。

華やかではなく、成熟のためのリング


・トルサード <静かな存在感をつくる、ねじれの陰影>

フランス語で“ねじり”を意味するトルサード。
リズミカルな立体構造が光と影を生み、金属の中に生命感が宿る。
長く使うほどに渋みが増し、指に馴染む——
その変化こそが、ヴィンテージジュエリーの魅力。

無骨だけど、どこか優しい。
そんな空気をまとう一本。



ヴィンテージ・エルメスの価値

美しさと価値が、同じ手の中で育っていく


ヴィンテージジュエリーは、出会った時が買い時
サイズもデザインも、同じものには二度と出会えない。

ぴったりフィットするリングに出会う確率は0.007%以下


近年は金や銀の価格が上昇し、素材としての価値も見直されている。
エルメスのリングは優れた造形美とクラフトマンシップに
地金としての価値が重なる“合理的な贅沢”。

使うほどに愛着が増し、持ち主の時間を豊かにしてくれる。



手に取る理由

心が動く、その瞬間が選ぶ理由


数字で価値を語ることはできても、
リングを手に取る“理由”は、もっと個人的なものだ。
本当に惹かれる一本は、説明よりも先に心が反応する。

それは、長い時間を経てきた金属の静けさが、
自分の中の“節目”と共鳴するからかもしれない。
どんな高価な宝石より、
今の自分にちょうどいい“静けさ”をまとっている。



日々の成長へ、節目の一本

明日の私へ贈る、“静かなご褒美”


身につけるものはそろそろ“確かなもの”を残したくなる。
エルメスのリングは、派手さではなく、
日々の中で気持ちを整えてくれる静かな相棒。


ヴィンテージだから、同じものは二度と出会えない。
「また今度でいいや」と思っていたら、
もうこの価格では見つからなくなっているかもしれない。

だから、節目の自分に一本。
使うほど手に馴染み、“自分の時間”を刻んでいく。



ジュエリーが人生を映す

手元の輝きが、あなたの時間を語りはじめる


リングは、ただの装飾品ではない。
日々の時間を映し出す、小さな鏡のようなものだ。
手を動かすたび、光の角度や艶の変化が、
その人の“今”を静かに映していく。

エルメスが作り、人が纏い、時間が仕上げる。
その循環の中で、ジュエリーは成熟し、
持ち主とともに歳を重ねていく。



Maverick Townという選び方

Maverick Townが大切にしているのは、
「時を超えるデザイン」と「人の時間が育てる美しさ」。

派手ではないけれど、静かに存在感を放つもの。
流行を追うより、日常に寄り添う相棒を見つけること
エルメスのリングは、その考え方とまっすぐに重なる。

ファッションも、住まいも、生き方も。
“永く愛せるもの”を選ぶ人にこそ、ふさわしいリングがある。


Maverick Town では、そんな時を纏うジュエリーを一点ずつ丁寧にセレクトしています。
写真では伝わらない温度を、ぜひ指先で感じてください。